MacOSX(Leopard)+DarwineでDBDesigner4日本語版
WindowsからMacOSXに乗り換えて2, 3ヶ月。かなり便利だね、Macも。今ではWindowsを使う頻度も減ってきました。
といっても、Windowsににしか無いアプリケーションもあるわけです。DBDesigner4 日本語版なんかがそう。最初はVMWare Fusionで動かして満足してたんだけど、WindowsXP を動かしてると結構リソースを食うわけです。
ちなみに、WindowsアプリケーションがネイティブでMacOSX上で動くソフトとしてはCrossover Macってのもあります。
といっても、いろいろ調べて VMWare Fusionを買った手前、今更買うのもなんか悔しい。といろいろ考えてた時に、WineのMacOSX版、Darwineってのが有るのを知りました。
じゃ、これでDBDesigner4 日本語版を動かしてしまおうじゃないの、そういう事をやってみたので、後々の自分のためと、人に聞かれたときのためのメモ。
そうそう、最近は Mikuinstallerって簡単に環境構築ができるツールがあるらしいです。なぜか私の環境ではうまく動かなかったですが、Mikuinstallerで動くならきっとそっちの方がいいです。もしDBDesignerがうまく動いたらおしえてくださいませ。
さて、作業するにあたって必要なものが2つほど。インストールされていない方は先に準備が必要です。
- MacPorts(+X11)
- MacOSXの隠しファイルが見えるように設定できるツール
- 日本語入力環境を作成するために必要です。TheMacPortsWiki/InstallingMacPorts – MacPortsWiki-JPあたりを参考にインストールしてください。X11はMac Portsのインストール時にインストールする事になるはずです。
- 設定ファイルの編集に必要です。私はTinkerToolを使いました。サイトは英語ですが、ツール自体は日本語化されてるようです。Downloading the Software からダウンロードできます。
ではまず、Darwineのインストールから。
公式ビルドではないようですが、こちらで1.0以降のDarwineが配布されています。
unstable 1.1.2 (unstable なのが気になる人は stable 1.0)からDarwine本体をダウンロード、インストールします。インストール方法は判るよね?私は最初、悩みましたが…
ダウンロード中にでも不可視ファイルが見れるようにしておいてください。これから先、不可視ファイルが見えないと作業が進まないので。
あと、日本語入力は Canna + kinput2 を利用します。Mac Ports を使ってインストールしておきましょう。ターミナルで以下のコマンドを実行。
■Canna, kinput2 のインストール
$ sudo port install kinput2 canna
ついでに、Cannaが自動で起動するように、また、X11が起動する際に kinput2 が起動するように、こちらもターミナルで設定をしておきます。
■Cannaの自動起動設定
$ sudo launchctl load -w /opt/local/etc/LaunchDaemons/org.macports.canna/org.macports.canna.plist
■kinput2の設定
$ cp /usr/X11/lib/X11/xinit/xinitrc ~/.xinitrc
$ vi .xinitrc
# exec quartz-wm の前の行に以下の記述を追加
if [ -f "/opt/local/bin/kinput2" ]; then
/opt/local/bin/kinput2 &
fi
vi が苦手な人は頑張って vi に慣れるか、cp の行を実行した後、Finderから【Macintosh HD】→【ユーザー】→【自分のユーザー名】→.xinitrc をテキストエディタで編集してください。頑張って vi に慣れる方がオススメです。
次に winehelper の設定を編集します。
以下のファイルを Property List Editor で編集します。
~/Library/Preferences/org.wine.winehelper.plist
(Finderだと【Macintosh HD】→【ユーザー】→【自分のユーザー名】→【 ライブラリ】→【Preferences】→org.wine.winehelper.plist)
Environmentの下に以下の2つのデータを追加します。
Key LANG Value ja_JP.UTF-8
Key XMODIFIERS Value @im=kinput2
あとは、日本語フォントを設定します。IPAモナーフォントなど、フリーフォントをダウンロードしてきて、以下のフォルダに放り込みます。
~/.wine/drive_c/windows/Fonts/
(Finderだと【Macintosh HD】→【ユーザー】→【自分のユーザー名】→【 .wine】→【drive_c】→【windows】→【Fonts】)
IPAモナーフォントの場合は、展開してできたフォルダの Fonts の中に入ってる *.ttf ってのになりますね。
最後にDBDesigner4日本語版を実行します。Windowsバイナリの中の exe ファイルをダブルクリックすると開くはずです。
X11 のダイアログが出てきますが、そこでは「NO」を選びます。
ダイアログが出なかった場合は
~/Library/Preferences/org.x.X11
を開き done_xinit_check のチェックを外して「OK」。
その後改めて起動してみてください。
さて、開いたDBDesigner4 には文字が出ないけど慌てずに、最初のダイアログを閉じて、ツールバーの (X) をクリック。
出てくるメニューの中のDBDesigner (D) をクリック。
左側のツリーメニューの上から2番目(文字は出てないけど、だいたい判るよね)をクリック。
すると、フォント名らしきものが表示されている場所が出てくるから、ここでさっきコピーしたフォントに変更。
これで完了です。
文字入力画面で、Shift + Space を押すと日本語が入力できるはずです。
そうそう、忘れてたけど Wine Helper の Preferencs を触るとさっき編集した org.wine.winehelper.plist が消えてしまうみたい。日本語入力ができなくなった、おかしいな、って時は org.wine.winehelper.plist の設定を再度確認してみましょう。
今回の作業にあたり、以下のサイトを参考にさせて頂きました。
http://d.hatena.ne.jp/moch-lite/20080722/p1
2008/09/16 追記
・Windowをクリックする度に位置が下にずれるのが気になるので、対策。
【Sample WineLib Applications】に入ってる【winecfg】で「Allow the windows manager to control the windows」を外すとならなくなる。
・文字入力時、位置がヘンなので対策。
~/.wine/user.reg をテキストエディタで開いて追記。
[Software¥¥Wine¥¥X11 Driver]
"Inputstyle"="offthespot"
ちょっとマシになった、気がする。
(参考:http://itmst.blog71.fc2.com/blog-entry-47.html)
・アンチエイリアス(現状では動作してないっぽい。FONT編集が必要か?)
~/.wine/user.reg をテキストエディタで開いて追記。
[Software¥¥Wine¥¥X11 Driver]
"ClientSideAntiAliasWithCore"="N"
"ClientSideAntiAliasWithRender"="N"
(参考:http://d.hatena.ne.jp/kakurasan/20070620/p1)

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